浅葱色の魁
「平助様…」
「こんな血…欲しけりゃいくらでもやる!」
「藤堂君!!!落ち着きなさい!!!」
「帰るぞ」
三人が去って行く
「平助様…血が…」
「陽乃の家、七桜連れて帰っていいかな…」
「はい もちろんです」
平助が、七桜を背中に担ぐと
七桜から血が滴る
「ごめん… 先、抜ける」
「待ちなさい」
近藤が平助を呼びとめた
「永倉 今、平助が襲われてはいかん
送っておくれ」
「おう」
浅野家までの道のり
「平助様…私、七桜ともっと仲良くすれば良かった 七桜の事、もっと…もっと…」
「知れば… もっと辛くなったよ
知らない方が、良いこともある」
「平助…お前、自分のせいだとか思ってんのか?七桜が、なんで松平様らに斬られたのかは、わからねぇが
お前が、抱え込むことじゃねえぞ?」
「新八 俺、言わないことにした
どうにもならないことがある
それが… 今日、わかったから」
「平助」
「大丈夫」
「平助!」
「強くなる!だから…大丈夫
送ってくれてありがとうな!」
陽乃と屋敷に入って行った
新八は、帰り道
提灯の灯りで、道に落ちた血を見る度
歯を食いしばったり、拳を握った
「こんな血…欲しけりゃいくらでもやる!」
「藤堂君!!!落ち着きなさい!!!」
「帰るぞ」
三人が去って行く
「平助様…血が…」
「陽乃の家、七桜連れて帰っていいかな…」
「はい もちろんです」
平助が、七桜を背中に担ぐと
七桜から血が滴る
「ごめん… 先、抜ける」
「待ちなさい」
近藤が平助を呼びとめた
「永倉 今、平助が襲われてはいかん
送っておくれ」
「おう」
浅野家までの道のり
「平助様…私、七桜ともっと仲良くすれば良かった 七桜の事、もっと…もっと…」
「知れば… もっと辛くなったよ
知らない方が、良いこともある」
「平助…お前、自分のせいだとか思ってんのか?七桜が、なんで松平様らに斬られたのかは、わからねぇが
お前が、抱え込むことじゃねえぞ?」
「新八 俺、言わないことにした
どうにもならないことがある
それが… 今日、わかったから」
「平助」
「大丈夫」
「平助!」
「強くなる!だから…大丈夫
送ってくれてありがとうな!」
陽乃と屋敷に入って行った
新八は、帰り道
提灯の灯りで、道に落ちた血を見る度
歯を食いしばったり、拳を握った