浅葱色の魁
四
桝屋を手入れし、店主を拷問
京を焼き、混乱に乗じて
天子を連れ去る計画を吐いた
「桝屋を捕縛した事が、そろそろ知れた頃
今夜、会合が開かれるかと」
「よし!何としても、計画を阻止する!」
「狙いは、2つ…組を分けましょう」
「この人手がねぇ時に… クソッ」
「こちらに、沖田 藤堂 永倉を
あとは、5名ほどあればいい」
近藤が、池田屋への人選をした
「僕は、屯所に待機します
病み上がり組を残して貰えれば」
「んじゃ、残りは全員俺が連れて行く」
武具の点検、装備品の確認
「総司、支度出来た?」
「平助君?どうぞ」
「総司…」
沖田の部屋に入ると平助が
額に手を当てた
「やっぱり…」
沖田は、熱があった
「こんな時に…情けないですよねぇ~」
「でも、行くんだろ?」
「もちろん!!僕の、この命は
近藤さんの為にあるんですから!」
「俺も、この命は新選組の為にあると
新選組に捧げるつもりだ!」
「平助君!へへっ」
「???何、笑ってんの?」
「だってぇ~こういう時ってさ
だいたい僕達が活躍するでしょ!?
土方さんには悪いけど
本命は、池田屋だと思うんだ!」
「俺も… だから総司が心配だったんだけど
大丈夫そうだな!」
「もう!平助君ったら!
僕、年上なんだから!!!」
「知ってる」
京を焼き、混乱に乗じて
天子を連れ去る計画を吐いた
「桝屋を捕縛した事が、そろそろ知れた頃
今夜、会合が開かれるかと」
「よし!何としても、計画を阻止する!」
「狙いは、2つ…組を分けましょう」
「この人手がねぇ時に… クソッ」
「こちらに、沖田 藤堂 永倉を
あとは、5名ほどあればいい」
近藤が、池田屋への人選をした
「僕は、屯所に待機します
病み上がり組を残して貰えれば」
「んじゃ、残りは全員俺が連れて行く」
武具の点検、装備品の確認
「総司、支度出来た?」
「平助君?どうぞ」
「総司…」
沖田の部屋に入ると平助が
額に手を当てた
「やっぱり…」
沖田は、熱があった
「こんな時に…情けないですよねぇ~」
「でも、行くんだろ?」
「もちろん!!僕の、この命は
近藤さんの為にあるんですから!」
「俺も、この命は新選組の為にあると
新選組に捧げるつもりだ!」
「平助君!へへっ」
「???何、笑ってんの?」
「だってぇ~こういう時ってさ
だいたい僕達が活躍するでしょ!?
土方さんには悪いけど
本命は、池田屋だと思うんだ!」
「俺も… だから総司が心配だったんだけど
大丈夫そうだな!」
「もう!平助君ったら!
僕、年上なんだから!!!」
「知ってる」