ミエナイモノ
周りを見回しても、誰もいなかった。



私は口を開けたまま突っ立っていた。





これは、嫌がらせ…?



いじめ?



とにかく、ショックだった。






ガチャ



風と、他女子3人が入ってくる。



みんな状況を理解して、それぞれ悲鳴をあげた。



呆然としている私を見て、4人は「大丈夫?!」といって散乱した荷物も片付けてくれた。








もう、さっきの喜びなど、消え失せていた。
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