ミエナイモノ
さらに、「え、そんなのでいいの?」とまで。



そして「えっと〜、1個目は~…」としゃべり始めてしまった。



結果、ただ風のリア充っぷりを聞かされ、私が妬むだけとなった。



「もー、羨ましい!」



気持ちがおさえきれなくてつい声に出してしまう。



それから私達は30分くらい話して、眠りについた。















ピピピピ


ピピピピ



8時に設定したアラームが耳元で鳴る。



「ふぁぁぁ〜」



大きなあくびをしたら、少し涙が出た。



風に目をやると、大音量のアラームがなったにも関わらずぐっすりだった。



とりあえず私は下のリビングに向かった。



「おはよー…て、あれ?」


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