ミエナイモノ
そうか、警察に言うっていう方法もあるんだ…
「でも、私達はりなが嘘をつかない子だからこの話は信じられるけど、初対面の人がすぐに信じてくれるかな?」
「あぁ、そうだな…」
「私、どうすればいいのかな…?」
今私は心がボロボロだ。
このことを話すとすぐ泣きそうになってしまう。
「わかった!」
風が立ち上がった。
「私達で、誰が犯人なのか見つけようよ!」
それは、ぶっ飛んだ考えだと思った。
「それいいな!俺も賛成するよ!」
優人まで…
本当にそれが成功するのだろうか。
「でも…どうやって?」