糸と本。
そして、通夜、告別式と淡々と終わらせて、

一段落ついて話す機会があった

「お前さ、アイツ不倫だってよ、若い男と」と淡々と話された。

私は心の中で父さんもそうだよね?っては思っていたが黙っていた。

「へぇ。」で返した。

「お前出ていってくれないか?」と父親が凍るような目で私を見てきた。

私は高校、お金どうすれば。。。一人暮らし?え?と頭の中は白い紙をぐしゃぐしゃに丸めたようなぐらい頭がパニックになっていた。

父親はよく分からない人だけどとても冷めてる人思いやりも無い人だと悟った。

< 18 / 20 >

この作品をシェア

pagetop