糸と本。
「次は桜町ー桜町」と電車アナウンスが流れていた。

わたしは車内の椅子を

ぼーっと車窓を眺めていた。

あー次の履歴書だめだったらと思うと貯蓄もそこも付くなと考えていた。。。

家に帰るしか無さそう。。嫌だなぁ。。と思う。

家はとても厳しい家柄で学歴学歴学歴!見るもの全て見ようとして私が無かった。反抗をすれば殴られて家を追い出されるそんな家だった。

本やDVDや携帯の中身や音楽すら全てにおいて制限がある、そんな家で育った

何年前の話だったかな?今、23歳だから。。?

六年前、高校生の頃に初めての彼氏が出来た彼氏の話ですら反対された。

名前は拓磨。。

とても見た目は、お洒落でバンドマンって感じタイプで性格は誠実は優しい人だったしとても頑張り屋さんでバイトづくしの中友達の予定を断ってまで私に会いに来てくれていた。

ある日、私があやふやの中「本当は小説家になりたいんよね」と夢を語ったら、

反対をしない人で、恋、頑張れよ!早く小説みたいなと言ってくれるような人だった。

初めて愛されるってごぉゆうことなのかな?って思って嬉しくなった。
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