糸と本。
そんな彼氏が好きだったし、純粋ってこぉゆうもんなんだと思えた。

本当の笑顔ってこぉゆうもの?

なんて、考えていた。

そんな高校生、よくいるんかな?周りはよくわからないけどコレが私たちの恋愛だったのかもなと思った。

ある日、母親が私の携帯を見たらしく

暴れて腐ってドアのノックすらなしに私の部屋に入り込んできた。

「だれ?この人???」

ここで嘘をつくとまずい。。。でも。。

そう心、中で思ったってたじたじになりながら答えた

「そ、それ。。。同級生。。だよ?」

母親はよりいっそう、怒ったような顔をしながら

「彼氏でしょ!?なんで教えてくれないの?」と叫びながら言ってきた。

私はビクビクしながら答えた

「違うよ。」

そうすると母親は片っ端から私の大好きなアーティストのポスターを破り捨てたり本を私に投げつけたりしてきた。

そして、ガタガタと部屋を出るやいなやゴミ袋を持ってきて私のものを勝手にゴミ袋に物を入れてゴミ捨て場に置いていった。

私は何時も反抗せず、心を凍らせながらゴミ捨て場にその捨てたものを取りに行くことのイタチごっこ。

母親の狂いっぷりは歳を追うごとに酷くなってきた。

父親は私の事に対しても母親のことに対しても無関心、家によりつくと言うより家は寝る場所帰ってこない日もある。

そして、なにより誰も身内もいない。

母親の狂いっぷりにはとてつもなく人が離れていった。

ただわたしと母親だけの関係だけだった。
< 3 / 20 >

この作品をシェア

pagetop