黒い羽の天使へ
1
1-1
昔からよく言われる。
完璧。なんでもできる。超人。天才。
「あー、聞き飽きたわもう。」
「まぁ、誉められてるんだからさ、いいじゃん?」
授業が終わり、鞄に教科書を入れながら河合理沙が言う。
「理沙も十分天才だと思うけどね~」
「うわ、嫌みか?それは」
「なんでもそつなくこなすじゃん。センス良いと思うわよ、本気で」
「あはっ、愛花さまに誉めてもらった、嬉しいー」
「思ってないでしょ(笑)」
「バレた、てへっ♪」
「別に可愛くないから」
「うっさい!」
理沙は一番仲の良い友達だ。
あたしの周りには人が集まる。
理沙いわく
「愛花は人を惹き付ける魅力が凄まじいんだよー!オーラ出てるんだよ!」
らしい…
当然と言えば当然だ。
あたしはそういう種族なんだから。
いろいろいる悪魔のなかでも
誘惑に特化した悪魔だから。
あたしは
……サキュバスなんだ。
完璧。なんでもできる。超人。天才。
「あー、聞き飽きたわもう。」
「まぁ、誉められてるんだからさ、いいじゃん?」
授業が終わり、鞄に教科書を入れながら河合理沙が言う。
「理沙も十分天才だと思うけどね~」
「うわ、嫌みか?それは」
「なんでもそつなくこなすじゃん。センス良いと思うわよ、本気で」
「あはっ、愛花さまに誉めてもらった、嬉しいー」
「思ってないでしょ(笑)」
「バレた、てへっ♪」
「別に可愛くないから」
「うっさい!」
理沙は一番仲の良い友達だ。
あたしの周りには人が集まる。
理沙いわく
「愛花は人を惹き付ける魅力が凄まじいんだよー!オーラ出てるんだよ!」
らしい…
当然と言えば当然だ。
あたしはそういう種族なんだから。
いろいろいる悪魔のなかでも
誘惑に特化した悪魔だから。
あたしは
……サキュバスなんだ。