絶対やせてやる!
「そうだ!これからどこ行くの?」

一番肝心なことを忘れてた。

「空港。」

「空港?」

「ああ、昼過ぎの便だから時間あるから
それまで時間潰しに付き合ってって言ったよな。」


「そうだったんだ・・・。」


時間潰し・・・か


「何聞いてたわけ?」


何にも聞いてない・・・とは言えない。。。


帰っちゃうんだ――と思った。



時間潰しに付き合え?



・・・・・・



一人で時間くらい潰せ!


ちょっと、ガッカリしたので外の景色に目をやって私も黙ってしまった。



あ~あ~

どうせこんなもんでしょ?



親に期待・・・させなくてよかった。

だいたい私の方が4つも年上だもん・・・


有り得ないって・・・か



あーあー、飴でも持ってくればよかった・・・と思う。


太る素だけど・・・



口がさみしいってゆ~か・・・


イライラするってゆ~か・・・


何かすごく・・・・辛い


< 186 / 296 >

この作品をシェア

pagetop