絶対やせてやる!
気が付くとそこは病院だった。
「みのり?気が付いた?」
「大丈夫?みのりちゃん?」
心配そうな母の顔、父の顔、妹の顔・・・
「私どうしたの?」
私は会社で倒れたのだった。
腕に点滴が刺さってる。
「ダイエットし過ぎだって。だから言ったのに。」
と妹ほのか。
「支店長さんも長いこと付いてて下さったのよ。」
と母。
「随分と男前の支店長さんだったな。」
と父。
「そうね。すごく心配して下さってたわよ。」
と母。
「なかなか帰ろうとしないから・・・
やっぱりみのりちゃんに気があるんだ~って思った。」
と・・・余計なことを言う妹ほのか。
「え?」「え?」父と母・・・