絶対やせてやる!
「そろそろお昼にしよっか。」
「そうだね。何食べよっかな~。」
途中の道の駅――
いいかげん運転も疲れた。
車の外に降り立つとう~んと伸びをして体をほぐす。
いつの間にか妹はいない。
入口のところで
「みのりちゃん早く~!」
と呼んでいる・・・
なんて元気なんでしょ・・・
そりゃあ、道中ずっと食べるか寝るかだったから元気に決まってるか・・・
決して私より若いから・・・ではないだろうと思いながら後を追った。
閑散とした道の駅だった。
ここは少し前まで本当の駅と道の駅が一緒になったところだったはず・・・。
「そう言えば~ここ廃線になったんだよね。」
「そっか、だから・・・。」
駅のホームには、当時目玉だったラッピング列車がそのまま展示されていた。
「あれホワイト号とイエロー号だよね。
懐かしいねえ。ホワイト号に乗ったんだよね。」
一度だけ乗ったことがあったけど・・・
「そうだね。」
よく覚えてるなあ~なんて思いながら売店の方に向かおうとすると、
「乗ったことあるんですか?」
って声をかけて来た人がいた。
うわ・・・
その人は・・・見るからに『オタク』って感じの人で・・・
「そうだね。何食べよっかな~。」
途中の道の駅――
いいかげん運転も疲れた。
車の外に降り立つとう~んと伸びをして体をほぐす。
いつの間にか妹はいない。
入口のところで
「みのりちゃん早く~!」
と呼んでいる・・・
なんて元気なんでしょ・・・
そりゃあ、道中ずっと食べるか寝るかだったから元気に決まってるか・・・
決して私より若いから・・・ではないだろうと思いながら後を追った。
閑散とした道の駅だった。
ここは少し前まで本当の駅と道の駅が一緒になったところだったはず・・・。
「そう言えば~ここ廃線になったんだよね。」
「そっか、だから・・・。」
駅のホームには、当時目玉だったラッピング列車がそのまま展示されていた。
「あれホワイト号とイエロー号だよね。
懐かしいねえ。ホワイト号に乗ったんだよね。」
一度だけ乗ったことがあったけど・・・
「そうだね。」
よく覚えてるなあ~なんて思いながら売店の方に向かおうとすると、
「乗ったことあるんですか?」
って声をかけて来た人がいた。
うわ・・・
その人は・・・見るからに『オタク』って感じの人で・・・