絶対やせてやる!
「よかったらお二人も写しましょうか?」
「電車ってあんまり興味ないからいいです。」
「・・・。」
完全にテンションが下がっているらしく即行断って妹は売店に行ってしまった。
「ありがとうございました。」
礼を言うオタクくんがちょっと可哀相になって、
「どちらからいらしたんですか?」
ってどうでもよいことを聞いていた。
「あっ、僕、九州から熊本ってご存知ですか?」
「ええ、知ってます。遠いところからいらっしゃったんですね。」
「はい。で、僕・・・。」
しまった、話が長くなりそうだと思ったところで妹がタイミングよく
「みのりちゃん何にするの~。」
って売店の方から呼んでくれた。
「あ、すみません。じゃご旅行楽しんでください。」
かなりいい人ぶってその場を後にした。
しょうがないよね。
だって旅行客に悪い印象持たせて返すわけにいかないじゃない?って・・・勝手に思う。
「そうやってみんなにいい顔して何にもなんないのに・・・。」
「だって、ほのかが無視するから可哀想じゃん。」
「誰にでもいい顔するのもいいけどそんなんじゃ彼氏できないよ。」
え・・・どうして?
「電車ってあんまり興味ないからいいです。」
「・・・。」
完全にテンションが下がっているらしく即行断って妹は売店に行ってしまった。
「ありがとうございました。」
礼を言うオタクくんがちょっと可哀相になって、
「どちらからいらしたんですか?」
ってどうでもよいことを聞いていた。
「あっ、僕、九州から熊本ってご存知ですか?」
「ええ、知ってます。遠いところからいらっしゃったんですね。」
「はい。で、僕・・・。」
しまった、話が長くなりそうだと思ったところで妹がタイミングよく
「みのりちゃん何にするの~。」
って売店の方から呼んでくれた。
「あ、すみません。じゃご旅行楽しんでください。」
かなりいい人ぶってその場を後にした。
しょうがないよね。
だって旅行客に悪い印象持たせて返すわけにいかないじゃない?って・・・勝手に思う。
「そうやってみんなにいい顔して何にもなんないのに・・・。」
「だって、ほのかが無視するから可哀想じゃん。」
「誰にでもいい顔するのもいいけどそんなんじゃ彼氏できないよ。」
え・・・どうして?