絶対やせてやる!
妹ほのかは、さっきからマッサージチェアーでくつろいでる。


私はと言うと、それが1台しかないので仕方なく番台横の長椅子に座って、来る人来る人観察するしかなかった。



「夕く~ん、今日何時まで?」

「カラオケ行こ~よ。」


バスタオル一枚の女子高生が番台のところに二人して頬杖ついて夕くんの気を引こうとしている。


この姿って・・・後ろから見ると超きわどい。


夕くんには後ろからは見えないけど・・・。


これって・・・やっぱ誘ってるよ。


妹のほのかも頬杖ついてちょっと小首傾げてなんてことするけど・・・

これってやっぱ誘ってる?



つ~か、服着てない分・・・超ヤバイ。



って・・・私一人が、近くでドギマギ?

鼻血出そう・・・・。

これじゃただのエロおやじの目線だ・・・。。。。



いけない、いけない・・・・。



「わる~い。今日このあとバイトなんだ。」

夕くんがそう言った。



バイト?


あんたはいくつバイトしてんの?


おやおや、夕くんって勤労学生?







< 48 / 296 >

この作品をシェア

pagetop