絶対やせてやる!
それからは、もと来た道を戻り・・・

帰りはもっと辛かった。

下りの方が楽かと思ってた・・・

ちょっと斜面だから体重支えながら下りてくのってすごい大変!


「待ってよ~ほのかぁ~。」

妹と夕くんのやせてる二人組はサッサと行ってしまう。

「遅い、みのりちゃん!」

「みのりさん、大丈夫ですか?」

夕くんもそう言いながらもサッサと行っちゃってるし・・・




朝のウォーキングの時の差し伸べてくれた手はもうないの?


え~~~ん!

私は救いの手を待ってるのにぃ~~~~~~!



もしかして・・・手えつないだらまた大変だ・・・とか思ってる?



やっぱやせてる人には太ってる人のことなんて分からないらしい。




私はやせても太った人の気持ちが分かる人でいよう!


そして、救いの手を差し伸べてあげるんだ!



とか変な決心をしたりする。



いったい誰を救うんだか・・・・。。。。。




こうゆう限界に近い時って訳の分かんないこと考えるものだと思う・・・。




ほんと・・・限界・・・。





< 71 / 296 >

この作品をシェア

pagetop