あなたに溺愛
「そうだな。
真菜と何度もキスして、抱きしめて。
もう、思い出は充分なんじゃないの?」


あ。不機嫌になってる……。



「行くな。行ったら、もう許さない。最終警告だ!」



……と、いうことは。

今回は、許してくれるってこと?




「返事は?」

瞬が、睨んでる。



「はいっ! 絶対、行きません!」

私はうれしくて、ニコニコしてしまう。

もう、今度こそ、ダメかと思った……。
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