あなたに溺愛
瞬の腕を、抱きしめる。

もっともっと、一緒に歩いていたいな。


家に近づいた時、さびしくなって、瞬の顔を見た。



「また明日、会えるから」



優しく私の髪を撫でて、瞬は帰っていった。


私は瞬の姿が見えなくなるまで、見送っていた。
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