あなたに溺愛
ジローが俺の腕を引っ張り、モカミが俺にしがみつく。


「だって~~!だって~~!こんなカッコイイ子、芸能界でも会ったことないんだもん!結婚して~~っ!!」


「モカミさん、あつかましいこと言うんじゃありません!」


ジローがツッコむと、野次馬の人だかりが爆笑した。


「モカミ、まだ彼と離れたくな~~い!
あっ、君のお勧めのお店、紹介してよ!
そこで、モカミとお茶しよ~♪」


「モカミさん、目が野獣になってます!美少年を食わないように!」


「食っちゃいたい~~~♪」
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