あなたに溺愛
やった!!

俺は心の中でガッツポーズをきめた。


「では、あっという間に100人以上の女性を悩殺してしまった美少年、藤樫 瞬くんに、一言コメントをいただきましょう!
瞬くん、どうぞ!」


ジローにマイクを向けられ、撮影隊のカメラが俺を捉える。


「バロンの美味しいスィーツ、食べに来てくださいね」

おまけにウィンクすると、

モカミが2度目の鼻血を吹いた。


「瞬くんのウィンクで、きっとお茶の間の女性たちも悩殺されてるでしょうね!

僕も、瞬くんの美貌にドキドキしちゃいました~!
バロンのスィーツ、最高~! また来週~!!」
< 121 / 202 >

この作品をシェア

pagetop