あなたに溺愛
真菜が何度も多田にキスされたこと、気にならないといえば嘘になる。


でも俺は、もういちど、真菜を信じたかった。


真菜が好きだから……。




「瞬~~♪ おまたせ~、できたよ~♪」

真菜は手早く夕食を作ると、2人分の食事をテーブルに並べた。


「あ~ん♪して? はい、あ~ん♪」

真菜は、わくわくしながら、口を開けて待っている。
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