あなたに溺愛
俺、キスしてるよな……?

でも、今、朝のはずだし、誰が……。


まさか!


俺が目を開けると、やっぱり麗が俺にキスしていた。


「なにしてんだ!やめろ!」

さすがにキレて、麗を突き飛ばす。


「お姉ちゃんが弟をモーニングキスで起こしてただけじゃない。そんなに怒らなくても」

こいつはいつも、何の反省も無い!


「好きでもない女にキスされるのは、お断りだ!
だいたい、まだ4時だろ!起きる時間じゃねーよ!」
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