あなたに溺愛
一緒に頑張ろう
次の日の昼休み。

藤樫くんからメールが届いた。


『今、屋上に来れる?』


もちろん来れますとも!

私は、食べ終わったお弁当箱を片付けて、屋上へと急いだ。



藤樫くんが、私を待ってる。



浮かれて、階段を2段飛ばしで駆け上がった。


屋上の重い扉を開けると、藤樫くんがこちらを向いて立っていた。


立ってるだけで、1枚の絵のように綺麗で。

私は言葉を失った。
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