あなたに溺愛
真菜が泣き止むまで待って、

家まで送ることにした。



何も言えなくて。

真菜を抱きしめたり、キスしたいと思えなくて。



麗が現れるまで、俺たちあんなに幸せだったのに……。



こんな気持ちに支配される日が来るなんて、想像も出来なかった。
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