あなたに溺愛
そう思っていた時、

道路の向かい側の細道を歩く、真菜の姿を見つけた。


大きな買い物袋を抱えてる。

1か月ぶりに見る、真菜。

少し痩せたみたいだ。



真菜が俺の視線に気付き、足を止め、まっすぐに俺の方を見た。



ふたりの視線が、ゆっくり絡み合った……。
< 196 / 202 >

この作品をシェア

pagetop