あなたに溺愛
今でも、恋しくて仕方ない。


瞬の視線を感じるだけで、ドキドキが止まらない。


こんなに好きになれる人、きっともう現れないと思う。



瞬……どうして私を見てるの?

何か伝えたいことでもあるの?



その時、瞬が、私から目を逸らさないままで、

こちらに向かって、少しずつ道路を渡ってきた。



私に、歩み寄ってくれるの?

瞬に、近付いてもいいの?


私も、瞬に向かって歩きだす。
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