あなたに溺愛
日曜日。


私は店で使う食材の買い出しに商店街に出かけていた。

買い物袋をいくつも抱えて道を歩いている時、

向かい側の道路を歩く、瞬を見かけた。



カジュアルな私服も素敵だな、と思って見ていると。

瞬の隣には、お人形のような美少女がいた。

瞬の腕に、自分の腕を絡めて、仲良さそうに歩いている。



瞬……その女の子は、誰?

本命の彼女?

じゃあ、私は……?
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