あなたに溺愛
話にならないと思い、私は無言でテーブルを離れた。

「ところで、君の名前は?教えてよ~!」

私は、答えず厨房へと歩き出す。

「お土産に、ケーキたくさん買っていくからね~!
明日も来るから、待っててね~!」



振り向くと、満面の笑みで手を振っている多田くんがいた。

信じられない。

超プラス思考。



でも、明るいストーカー化されたら、嫌だな。怖いし。

瞬、このこと知ったら、怒るだろうなぁ~……。
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