あなたに溺愛
私が唇を離すと、

驚いた顔で、瞬が固まっていた。


こんなことで、瞬の心を繋ぎとめられる自信なんてない。


でも、明日、誤解されたまま会えなくなるのは嫌だった。


明日が来る前に、私がどんなに瞬を好きか伝えなくちゃ、絶対後悔する!



「瞬が好き!私を嫌いにならないで!お願い!」



瞬に、もう一度キスしようとすると、

壁ドンされ、瞬からキスしてくれた。


「も……もっと……」
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