あなたに溺愛
息が苦しくて、

意識が飛びそうになる。


でも、瞬だから、嫌じゃない。


どうしていいか分からず、されるがままの私。


瞬、許してくれるの?


私、もうダメかと思って……。


体の力が抜けていく。


崩れ落ちないように、瞬が私の体を支えてくれた。


瞬と見つめ合った時、許してくれたような気がした。


あなたに溺れて、他には何も見えなくなりそう……。
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