あなたに溺愛
翌日。


瞬のいない店は、お客さんがいても、さびしくて。


キラキラスターオーラを放つ瞬がいないと、華やかさがなくなった店みたい。


店のあちこちに、瞬の幻が見える。


笑ってる瞬。

怒ってる瞬。

私を見つめる瞬。



瞬が恋しくて、涙がこぼれてくる。


なんで、あんな馬鹿なことしちゃったんだろう……。



次の日も私は、瞬の幻を見ていた……。
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