あなたに溺愛
瞬が店に来なくなって3日目。


私は寂しさに耐えきれず、瞬の家のそばまで行った。


でも、瞬は怒っているだろうから、さすがにインターホンは押せなくて。


瞬の部屋の明かりを、近くの道路から見上げていた。


30分くらい、瞬の部屋の明かりを眺めていたけど、寒くなってきて、その場にしゃがみこんだ。


このまま10分だけ休憩したら、店に帰ろう。


瞬はきっと、気づいてくれない。
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