たとえ明日が遠くても、君との未来を信じてる
日常
君のことがすきだから
素直になれない。
君が大好きだから
うそついちゃう。
君を思っているから
苦しくなる。






















気づいてよ_____ _____





私、春野穂花

七瀬遼 に恋をしています。










「お、おはよ〜」朝6時半。いつもどおりに起床して、くしゃくしゃにはねた栗色の少しだけ長めのかみ整えていた。

「第一印象は、大切!!!!」鏡の前でそうつぶやくと、キッチンから「はやくたべなさい!梨花が学校にいくんだからー!」とお母さんの声。


わたしには小学6年生の妹がいて、妹は、ほんとに女子力が高いうえに、おとなしくて優しくて、手間がかからない子だから、と言ってお母さんは、いつも優しい。なんでわたしと比べちゃうかなぁ?

「はぁーい」緩く返事をしてリビングにいった。「おねえちゃん寝癖!」と妹の声。うちのお母さんは、栄養士のだからご飯は具沢山で野菜たっぷりのうえにおいしくて、ついつい呑気に朝ごはんをたべてしまう。そんなとき、「おいっ!穂花おせーよー」といつも遼の声がする。「わかってるー」そう叫び、ここからが地獄の時間、歯磨きを済ませ、とっさに家を飛び出さなきゃいけない慌ただしい毎日。きっと、高校生の今になってもずっとかわらないんだろうな。かわらなければいいなと思った。
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