たとえ明日が遠くても、君との未来を信じてる
「意識してる?」
「やめてよっ!」
私は、遼を・・・病人をつき倒してしまった。
「あ…ごめ…」
傷ついた顔。部屋は時計の秒針の音で響いた。かすかな音のはずなのにとても大きく聞こえた。
「なんで来たの?俺が電話したから?暇だったから?」
まるで、私が邪魔だったかのように。なんなの。
「そんないい方ないじゃん。」
「なんで来たの?」
「……」
何でまた…今日何回目だろ…目が潤んできて視界が鈍る。
「すぐ黙る。強がってるだけの泣き虫。」
ポタッポタッ…なんで、泣き虫なんて今まで色んな人に言われたことある。何回もあるよ。気にしてなかったよ。なのになんでこんなに傷つくんだろ…。
「バカっ。最低。来なきゃよかった。なんなのよっ。」
そう言って私は部屋を出ようとした。
「逃げんの?」
ケホッケホッ。
逃げてない。遼の風邪うつりたくないだけ。だし。
「ちが…」
「逃げてるだろ?お前はいつも」
「…」
「俺は、ただの幼馴染?」
幼馴染…だよ。幼馴染じゃん。
「しらねぇ先輩に言われたくらいでぎくしゃくするくらいの関係?俺とお前はそんなもんなのかよ」
私は、うつむくしかなかった。こんなはずない…。遼はあたしで遊んでるの?試してるの?遼が私の事好きなわけないじゃん。
「ねぇ?」
遼は顔を強ばらせた。
「やめてよっ!」
私は、遼を・・・病人をつき倒してしまった。
「あ…ごめ…」
傷ついた顔。部屋は時計の秒針の音で響いた。かすかな音のはずなのにとても大きく聞こえた。
「なんで来たの?俺が電話したから?暇だったから?」
まるで、私が邪魔だったかのように。なんなの。
「そんないい方ないじゃん。」
「なんで来たの?」
「……」
何でまた…今日何回目だろ…目が潤んできて視界が鈍る。
「すぐ黙る。強がってるだけの泣き虫。」
ポタッポタッ…なんで、泣き虫なんて今まで色んな人に言われたことある。何回もあるよ。気にしてなかったよ。なのになんでこんなに傷つくんだろ…。
「バカっ。最低。来なきゃよかった。なんなのよっ。」
そう言って私は部屋を出ようとした。
「逃げんの?」
ケホッケホッ。
逃げてない。遼の風邪うつりたくないだけ。だし。
「ちが…」
「逃げてるだろ?お前はいつも」
「…」
「俺は、ただの幼馴染?」
幼馴染…だよ。幼馴染じゃん。
「しらねぇ先輩に言われたくらいでぎくしゃくするくらいの関係?俺とお前はそんなもんなのかよ」
私は、うつむくしかなかった。こんなはずない…。遼はあたしで遊んでるの?試してるの?遼が私の事好きなわけないじゃん。
「ねぇ?」
遼は顔を強ばらせた。