たとえ明日が遠くても、君との未来を信じてる
「遼っ!!なんで今日置いてったのー」
勇気を出して丁度廊下をあるっていた遼に話かけた。
「・・・」
なによ、無視とか、ほんと子供。私は遼を抜かして教室に入っていった。
「穂花おはよっ♪♪♪」
叶奈の元気な声。見た目によらず相変わらず声でかいなと笑顔を浮かべながら
「おはよ」
と返した。
「あれっ?穂花不機嫌ー?さては遼くんか?」
さすがです。あっさり見破られてしまった。
「う、うるさい」
「おい、七瀬不機嫌かよ、予習みせろよーっ」
「うっせっ」
…遼も不機嫌か。。はぁ、私が何をしたっていうのかね。
「似てるね♪♪」
と叶奈がバカにしてくる。1時間数学かぁ、だるいなぁ。

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