たとえ明日が遠くても、君との未来を信じてる
「うっうわぁー綺麗!学校おっきいー」私が興奮していると、なんか、遼の視線を感じた。「どしたの?」と目をキラキラさせて、言うと「髪、やばいぞ」たったそれきり、「ほんとひどいんだから」
そーいうと、わたしは遼の手を掴んで学校まで走った。「あ、あった!私3組だ!!」「俺もだ。」
やったあ!心は嬉しさでパニック状態。遼も、ニコニコしていた。「はやく、教室行こう!!」
「焦んな」そんな素っ気ない言葉をわたしは笑顔で流した。そして私たちは、教室へ向かった。教室は、賑やかだった。だけど、ヤンキーやギャルのいない教室。さすが県内トップ2位なだけあって真面目そうな、勉強できそうな子がいっぱいだ。
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