たとえ明日が遠くても、君との未来を信じてる
「んなわけねーだろ。なんだよ、急に」
泣きたくない。泣かない。なんで遼のまえではこんなに泣き虫になっちゃうんだろう。

「恋人っぽくない。さいしょばっかり。急に部活とか…」
ちょっとぼかしながらも想いを伝えた。

はっきり言いたくても言えない自分。
なんでこんなに弱いんだろう。

「なら、部活やんねーよ」
そういうことじゃない。「なら」ってなに。
なんでそこなの。

「なんでよ!!」
思わず大きな声を出してしまった。。

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