たとえ明日が遠くても、君との未来を信じてる
「…ごめん…それ、俺から言いたい。」

パニクっていた私にとっては、「ごめん…」としか聞こえなかった。

期待したり、ドキドキしたり。バカみたい。
「すきだよ…穂花。」
蛍の言葉に驚いた。ごめんって言ったのに。


「蛍、ごめんっていったじゃん!!」
「俺から言いたいって言ったよ」
「言ってない!」


言った、言ってないの言い合いで最後には無邪気に笑った。
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