たとえ明日が遠くても、君との未来を信じてる
走んなきゃ。やだ、見られたくない。もうこんなに喧嘩ばっかりいやだよ。不安になる。


「まてっ。」
次の瞬間、追いかけてきた遼にうでをつかまれた。

「いたいっ、話してよ。来ないで」
きっと今、遼を見たらもっと泣いてしまうから。涙が止まんなくなるから。


「なんも知らないくせに」

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