恋の運命
帰り道
ユカ「…ルキ…ハルキ??」

ハルキ「…ん?あ、おぉ。どうした?」

ユカ「どうしたじゃないよ。なんかずっとうわの空って感じじゃん」

ハルキ「んなことねーよ」

ユカ「悩み事?どーしたの?」

ハルキ「いやだから何でもねーって」

ユカ「ぇえ〜いいじゃん教えてくれても〜」

…しつこい…

ハルキ「ちょっと疲れただけだって」

ユカ「でもなんかいつもとち「何でもねーっての!!」

…つい怒鳴ってしまった…

ハルキ「あっ…いやゴメン。本当に何でもないから」

ユカ「…そ、そっか…」

不穏な空気。最悪だ。何も怒鳴ることねーだろ。

ユカ「…あ、そ、そうだ!ママからおつかい頼まれてたんだった!ちょっと行ってこないと!」

ハルキ「えっ…あ、そうか…1人で大丈夫か?」

ユカ「うん!大丈夫だからハルキ先に帰ってて!じゃあね!」

ハルキ「お、おう…」

そういって俺らの土曜は終わった。
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