見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
すると暁人の携帯が鳴った。
「はい。辰巳?あぁ、勿論隣にいるよ。うん、そうだろうね。今、鶴山さんの話してたよ。心配してるんだろ、、?今から会おうか。俺は今日仕事休むから。、、分かった。ならまた後で。」
暁人の真剣な声で会話をして電話を切った。
「もしかして、、電話の相手は辰巳君、、?」
「というか、、後ろから凄い怒号が聞こえてきたけどね。、、、そうだね。辰巳からだよ。4人で会う事になったから、出かける準備して?」
「、、、でも神崎さんはお仕事ですよね、、?仕事休んでもいいんですか?」
心配そうに暁人を見つめる。
「伊達に仕事してきてないからね。これくらい許されるよ。寧ろ、驚くと思う。だから心配は要らないよ?」