見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
そんな小さな変化も暁人は嬉しかった。
「おはよう、詩織。もう行ける?」
「はい、行けます。」
詩織は、この日の為に髪の色を暗めにした。
服装は露出の少ないものを選んだ。
少しでも印象を良くしようした。
優子の提案だ。
そんな詩織を上から下まで見る。
首の詰まった丈の長めのワンピースだが、ぴったりとしているためかえって身体のラインが良く分かる。
豊満なバストに綺麗にくびれたウエスト。
上にキュッと上がったヒップに
すらっとした綺麗な足。
妖艶な姿に体温が上がる。