見合い相手は、変貌を遂げた御曹司


「買いに行こうっとは言われてるんだけど、時間がなくて、、、。暁人君も、仕事大変みたいだし。大々的にお披露目の時には、必ずいるからって神崎社長が仰ってたんだけど。」


「そうね〜。今はどちらも仕事に追われてるからね。ここ辞めたらどうするの?同棲とかするの?新しい新居に越すとか?もしくは家建てちゃうとか〜〜?!うちもそろそろ持ち家欲しいねって辰巳と言ってるんだよね。」


「、、本当?だったら2人の家の近くに住みたいなぁ〜。優ちゃんと離れた事ないから不安だし。仕事辞めたら会える日少なくなっちゃうもん。」


少し悲しそうに眉を下げる。

すると勢い良く手を握られた。





「絶対そうしよっ!!私も辰巳に言ってみる!そんで子供達は同じ学校に通わせて、私達みたいに幼馴染でねっ!?」


それを聞いて、可笑しそうに笑った。
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