見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
「暁人君は勘違いしてる。、、こんなに愛されたのも、胸が締め付けられるのも暁人君だけ。こんなに好きだって思えたのも、、暁人君だけだよ、、、?」
暁人と目を見て、想いを伝える。
ちゃんと伝わって欲しい。
、、、自分には暁人だけだって。
「、、、詩織。」
すっかり2人だけの世界の入って見つめ合っていると、咳払いをして女性が戻ってきた。
「お待たせいたしました。いくつかお持ちいたしました。嵌めてみられますか?」
キラキラと大粒のダイヤが煌めくダイヤ。
ちらっと見えた金額に
詩織は尻込みしてしまう。