見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
そして車まで手を引いて、そっと乗せる。
「詩織、、泣かないで?どうしらいいかわからなくなる。」
暁人は、必死に頭を撫でる。
「ご、ごめんなさい。困らせるつもりはなくて、、ただ、、嬉しいだけなの。こんな素敵な花束をハジメテもらったから、、。」
「そんなに喜んでくれるなら、何度でも贈るよ。でも笑って、、?その方が嬉しいよ。詩織の笑顔が好きだから。」
「、、、うん。」
ようやく泣き止み、潤んだ瞳で笑い掛ける。
「詩織に1つ提案なんだけど、、、一緒に住まないか?もう数日で正式にお披露目があるし、もっと一緒に居たい。」