見合い相手は、変貌を遂げた御曹司


「、、、え?」


「これから色々と大変な事も多いし、煮詰めていく話も多いんだ。、、、それに詩織が家で待っててくれると思うだけで、今以上に頑張れると思うから。」


嬉しいお誘いに詩織は大きく頷く。


「よ、宜しくお願いします。」


「早速今日から、うちにおいで。取り敢えずいるものだけ今から運んで、あとは少しずつ荷造りして運ぼうよ。」


そういうと真っ直ぐに詩織のアパートに荷物を取りに向かった。


荷物をまとめている間に、暁人にコーヒーを出して待ってて貰った。


その間に暁人はソファーに座りながら、部屋をぐるりと見渡す。
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