見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
大きい本棚にはびっしりと仕事関係の本が並び、ドレッサーには色んなスキンケアの物が並んでいた。
家で見えない努力してるんだな。
本当に感心する。
きっと神崎に嫁いでからも必死に努力してくれるんだろうと思うと暖かいか気持ちなった。
「お待たせしてごめんね、終わったよ?」
すると詩織を引き寄せ抱きしめる。
「あぁ、じゃあ行こうか。」
「、、、?うん?」
それから、もう何度目か訪れた暁人のマンションの最上階の部屋に向かった。
車の中で鍵を渡される。