見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
すると嬉しそうに、微笑む。
「もう食べる?準備、、するねっ。暁人君は座って待ってて。」
詩織はぱたぱたとキッチンに走り、食事の準備を始めた。
すぐに食事が運ばれてきて、
美味しそうな料理が並ぶ。
手を合わせ、料理を口に運ぶ。
「、、、美味い。詩織は料理も出来るんだね。本当に凄い。」
「本当、、?良かったぁ〜。一人暮らしも長いから時間がある時は、自炊してたから少しは出来るよ。でも辰巳君みたいには、美味しく出来ないからもっと勉強するっ!、、、辰巳君に料理習いに行こうかなっ?」
キッチンから詩織の穏やかな声がする。
「2人っきりは困るな。せめて増田さんがいるときにしてよ。」