見合い相手は、変貌を遂げた御曹司





するとチャイムが鳴った。

時計を確認すると午後10時過ぎ。



かなり早い時間に嬉しくなり、勢い良くドアを開けた。


「おかえりなさいっ、、!暁人君っ。」

「うん、、。只今、詩織。」


玄関でぎゅうぎゅうと抱きしめ合った。


「詩織のお蔭で、明日からはそんな早く出なくてよくなりそうなんだ。、、だから一緒に行こう?」


「、、、本当?それならゆっくり睡眠も取れるねっ。良かった、、、。ご飯出来てますっ!お風呂も入れますけど、どっちにする、、?」


そんな自分の身体を労ってくれる詩織に愛を感じ、優しく頭に手を乗せる。


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