見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
不安で押しつぶされそうな人


それから朝は一緒に出勤した。

帰りも時間が合えば一緒に帰宅し、詩織も少しずつ仕事に慣れて仕事量が増えていった。


一緒にいれる時間も増えていき、結婚式の打ち合わせも2人でいける事が出来るようになった。



かなり大規模な結婚式になるようで、今日は披露宴などの花の装飾の打ち合わせである花屋に来ていた。


その花屋のオフィスビルにやって来ていた。






「、、、これがお花屋さん?随分大っきいビルなんだね。」

そびえ立つビルを呆然と眺める詩織。


そんな詩織の手を引き、
2人でビルの中に入っていく。
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