見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
予想通り、披露宴は長引いたがあっと言う間に時間が過ぎるように感じた。
温かく祝福され、披露宴は幕を閉じた。
2人は急遽ホテルに泊まる事になった。
努の好意で次の日は、初めて2人揃って1日休みを貰った。
「詩織、、?おいで。今日は疲れただろう。本当にお疲れ様。」
最上階の部屋に通され、暁人は部屋に着くなり大きなソファーに体を沈めて、詩織を優しく手招きする。
詩織はその豪華な部屋に圧倒されながらも、暁人の座るソファーに近づく。